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給水方式を増圧直結式に変更




山口郁夫さんが昨年度まで理事長を務めた築27年11F建て50戸のマンションでは、平成13年2月に給水方式を受水槽−高架水槽の一般的な給水方式から増圧直結給水方式に変更。変更後1年が経過した今、当時の状況や変更後の使い勝手、コスト削減効果等について実際のところをお聞きしました。


きっかけは高架水槽の経年劣化

「最近よく、増圧直結方式に変更するとコスト削減やスペースの有効活用が出来る、ということを耳にするようになりました。導入するにあたり確かにそれも充分考慮に入れて検討したのですが、きっかけは別のところにありました。」「前年度に実施した大規模修繕工事で、高架水槽が劣化し底部にヒビワレが発生している事が判明したんです。当然修理を一番先に考えましたが、昭和49年に竣工したマンションですから、高架水槽も受水槽も法改正前の古いタイプで、修繕するには土台から全てやりかえる必要がありました。そこで、どうせ全て取替えをするのであればランニングコストも少ない増圧直結方式にしてみてはどうか、との業者からの提案もあり、変更に至りました。」


導入前の不安はとりこし苦労に終わった

「何しろ築27年のマンションですので、果たして給水管が圧力に耐えられるのか、破裂したりしないだろうか、という不安が特に大きかったことを憶えています。また、10Fや11Fで充分な水圧が得られるのかという事も不安材料のひとつでした。」「しかし、実際に導入してみると、そんな心配は全てとりこし苦労に終わりました。給水管は何の問題もありませんでしたし、水圧も10Fや11Fでも十分な水圧があり、住民からの苦情もゼロでした。本当にホッとしましたねぇ。」


電気代のコストダウンはあまり期待できない

「事前に業者からポンプの電気代が半分ぐらいになると聞いてはいましたが、もともと揚水ポンプって常に動いているものではないでしょう、だから最初からあまりあてにはしていませんでした。」「確かに年間を通して動力の使用量はある程度減ってはいますが、実際に支払った電気代を比べてみると年間で5万5千円程度の削減。やはり電気代にはあまり期待はしないほうがいいと思いますね。」(ポンプ単体の電気料金削減率は業者の言う通り40%〜50%ダウンしている。ただし、もともとポンプに要する電気料金が少ないので、電気料金としては年間5万5千円程度の削減額となっている。)


受水槽スペース有効活用で広がる可能性

「うちのマンションではできませんでしたが、空いた受水槽スペースを駐輪場や駐車場として活用すれば、使用料金等の収入が増えるので、増圧直結の利点を活かして導入できるマンションはたくさんあるのではないでしょうか。」

 



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